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レンタルオフィスのタイプ別 用途・活用について


こんにちは。先日のゲリラ豪雨では、ご来訪いただくお客様から「ここは雨に濡れる心配が無いから助かるよ。」とお褒めの言葉をいただきました、西新宿駅直結のレンタルオフィス・貸し会議室「モバフ新宿アイランド」です。
(新宿駅からも地下通路を使えば、雨に濡れる心配はございません)

さて、本日はレンタルオフィスというものの定義等はなんとなく理解しているが、その中でも細分化された形式…シェアオフィスやら時間貸しやら何やらよくわからない!という方に向けて
レンタルオフィスという分野の中をタイプ別に用途や活用についてお話しさせていただこうかと思います。

西新宿を眺めるカウンターデスク
レンタルオフィスの中には
 ■期間貸し
 ■時間貸し
 ■バーチャルオフィス
 ■インキュベーションオフィス
 ■サービスオフィス

という種類があります。
(各レンタルオフィス運営会社によって独自の言い方をする場合もあります)

其々簡単に説明すると…
 <期間貸し>
  *最も一般的なレンタルオフィスの形
  *月極費用(費用は広さ・グレードなどに左右される)
  *机一つ貸し出す「机貸し」や、個室を貸し出す「部屋貸し」など形態は様々
  *入居=事務所の開設にあたるので税務署に開業届を出す必要がある場合が、多い。

 <時間貸し>
  *ビジネスセンターに近いサービス
  *自分が普段使っているパソコンを持ち込んで作業出来る事が多い
  *モバイラーやノマドワーカーの方向き
  *タッチダウンオフィス向き
  *大手企業が法人として契約後「サテライトオフィス」として利用されることも…

 desk
<バーチャルオフィス>
  *住所・電話番号の貸与や、郵便物転送・電話秘書サービスを駆使して、対外的にオフィスがあるようにPRできるサービス
  *会社登記の住所として使える場合もあり、社会ステイタスになることも。 
  *地方の企業が都心部の顧客信頼獲得のために利用する場合も多い
  *事業所登録しないですむ場合が多い

 入居説明
<インキュベーションオフィス>
  *起業のための支援をする施設
  *公的機関やベンチャーキャピタルなどが運営しているものもある
  *入居者にはあらかじめビジネスプランの審査や、入居後の定期的な検査を必要とする場合も多い

 契約
<サービスオフィス>
  *ワークスペースや通信環境の提供だけでなく、エントランスや会議室などの共有施設を設けている
  *受付サービスや電話応対・秘書などの人的サービスまで提供する「高付加価値型」を指す呼称(絶対ではない)

一通り読んでいただくと、「区分」ではないことがお分かりいただけるかと思います。
今説明した特徴を併せ持ったオフィス・サービスを提供している施設もあれば、1つの施設で様々なプランを設けニーズに対応している場合もあります。

では、あなたのビジネスモデル・スタイルではどのようなレンタルオフィスが合っているのでしょう?
あくまで私の価値観で作ったものですが、簡単な診断をご用意させていただきました。

自社に合ったレンタルオフィスタイプ診断

【A】 … サービスオフィス+インキュベーションオフィスがおすすめ!

来客対応と独立支援を重んじるAタイプの方は、エントランス設備や来客対応の人的サービスの整ったサービスオフィスかつ、ご自身にあった独立・起業支援サービスのあるハイグレードインキュベーションオフィスが良いでしょう。

【B】 … サービスオフィスの「個室」タイプがおすすめ!

全体的に会社としての「居」を構えたいBタイプの方には、オフィス機能以外の付加価値・サービスが充実しているサービスオフィスの、「個室」で自社だけの空間を持つことが良いでしょう。

【C】 … サービスオフィスの「シェア・フリーアドレス席」タイプがおすすめ!

取引先・お客様にオフィスを見られた場合の信頼性を重視しつつも、身軽に働きたいCタイプの方は、「オフィス」として体面を重視しているサービスオフィスの中でも個室にこだわることなく図書館のように自由に自席を選べる共有ビジネス空間をもったサービスオフィスが良いでしょう。
(低予算でステイタスのあるビジネス拠点を確保できます)

【D】 … バーチャルオフィスがおすすめ!

既に自分のビジネス環境は確保・維持できているが会社として一定の信用につながる「住所(バーチャルアドレス・貸し住所)」や「電話番号」を必要としているDタイプの方は、「空間」を必要としない分低予算で済むバーチャルオフィスが良いでしょう。
(電話秘書等最低限の社外体制を求める場合は、オプションサービスで補えることがほとんどです)

【E】 … 時間貸し対応をしているレンタルオフィスがおすすめ!

日常的ではないが仕事場を求めるEタイプの方は月極ではなく、時間に応じた課金をしてくれるレンタルオフィスが良いでしょう。
個室丸ごとを貸してくれるもの、または共有フリーアドレス席を利用できるもの…色々な形態がありますので、その日の自分のビジネスエリアや用途ごとに様々なレンタルオフィスを利用することで、様々な人との交流も期待できるかもしれません。

【F】 … 月極のインキュベーションオフィスがおすすめ!

最低限のサービス内容で日常的に利用可能なオフィスに、独立・起業支援を求めているFタイプの方には、月額費用で利用できるタイプのインキュベーションオフィスが良いでしょう。
支援重視で、来客対応等の付加サービスなどを求めていない分サービスオフィスを兼ねているインキュベーションオフィスよりも安価に実現可能でしょう。

【G】 … 月極め+「個室」タイプのレンタルオフィスがおすすめ!

サービスオフィス程の付加価値・人的サービスを求めてはいないが、自社の「居」を必要としているFタイプの方は、個室タイプのレンタルオフィスが良いでしょう。
人的サービスやステイタスを最小条件とすることで、サービスオフィスより安価に自社空間をもつことが可能です。

【H】 … 月極め+「シェア・フリーアドレス席」タイプのレンタルオフィスがおすすめ!

なによりも自分の自由なビジネススペースを重んじるHタイプの方は、個室タイプではなく共有フリーアドレス席などを自由に利用できるタイプのレンタルオフィスが良いでしょう。
多少の荷物であればロッカーを完備したレンタルオフィスも多く存在しますので、人的サービスを重んじない分安価にビジネススタイルを実現することが可能です。

いかがでしょうか?
少しはイメージがわきましたでしょうか。

レンタルオフィスは都心部を中心に今や無数に存在します。
その一つ一つに特徴があり、またプランや契約形態などにも様々な独自の呼称をつかっていたり…同じ言葉でも微妙に施設によって内容の異なる場合も多いです。
中にはわかりづらいと感じているユーザーもいるかと思い、今回は簡単な診断シートでお話しさせていただきました。

レンタルオフィスを探し、自分にあったプランや契約を考える際のお手伝いになりましたら幸いです。

最後に、「モバフ新宿アイランド」はサービスオフィスタイプのレンタルオフィスです。 <個室タイプ><シェア・フリーアドレス席タイプ>の両タイプに対応し、<バーチャルオフィス>としてもご利用可能です。
今後は<時間貸し個室プラン=フリービジネスルーム>のご提供も予定しております。

では、次回は「レンタルオフィスって信用面で不利になる?」を予定しています。
nayami